地元のお菓子屋さんも社会企業家

 こんにちは、コマツです。

 

僕には妹が2人(小3と小6)がいる。

 

おちゃらけな次女と、すかし気味な長女。

オムツを替えてあげたりと子どもの頃の面倒を見ていたあの頃が、

一番可愛かったのですが、今は今なりに可愛いらしい妹たち。

 

昨日は、そんな妹たちが通う小学校の参観日だった。

 

妹に誘われて、なんとなく見に行った参観日。

長女と次女の参観授業の時間がバラバラだったのでどちらも見ることができた。

 

授業を見学する中で僕自身に学びをもらったのが、

次女のクラスの発表が「町のきらりさん」というテーマで

地元のNPOや事業者を訪問して、見聞きしたことをまとめて発表するというもの。

 

普段暮らしていて、前を通るだけだった和菓子屋さんや

高校時代にたくさんお世話になった自転車屋さん、

そんな団体があったんだと初めて知ったNPO団体や養蜂家さん。

小学校3年生の社会見学に協力している会社・人が僕の地元にもいたんだなぁと

気づくきっかけになった。

地域教育って、質の差異はあれど、どこの地域でも実はあるものなのかな?


妹たちの成長した姿に、帰ったらどんな褒め言葉をかけてやろうかと考えながら

参観日を終えた小学校からの帰り道に、さっきの発表に出てきた和菓子屋さんの前を通る。

授業で妹がお世話になった感謝の気持ちもあったことから

初めて店舗に立ち寄ってみた。

高齢のおばあさんとその息子であろう男性の2人がお店番をしていた。

 

1個180円のいちご大福を家族で食べようと思い、

6個買わせてもらったのだが、それ以上の価値を感じながら買わせてもらった気持ちに。

もし、あのいちご大福が一つ300円だったとしても気持ちよく買わせてもらっていただろう。

 

僕がお店を出た後に、学校帰りの母親と男の子がお店に入って行く姿があった。

その光景を見ながら「いいなー」という温かい感情を抱いていた。

 

地域に愛されるお店って、ただ美味しいだけじゃなくて

地域の人たちに社会性のある貢献ができていることが重要なんだろう。

 

その和菓子屋さんの真似をしようとかではなくて、

この和菓子屋さんのように社会性と事業生

関係性と経済が繋がるような仕事、働き方をしていきたいと感じた。

 

仕事は、本来全てに社会性があるというか

社会の課題解決に繋がっていたり社会に貢献しているとは思うのだが

それが分業化や効率化、機械化によって見えづらく、捉えづらくなっているのではと思う。

 

だからより、直接的に社会・地域に貢献することでやりがいを感じられるし

まわりまわって経済的利益を得られるような仕組みがあるといいなと思う。

 

和菓子屋さんにとっては当たり前のことなのかもしれないけれど、

僕にとって目に見える形で、小さな社会貢献と経済の循環を見させてもらったおかげで

損得抜きにして、自分が社会に良いと思える行動をとっていきたいと改めて思う。

 

妹の参観日に参加できてよかった。

子どもの参観日、行ける時には行った方がいいですよー。

子どもの学び舎にも、いろんな学び・気づきが転がっているものです。


ではでは、今日もありがとうございました。